難易度

合格率と必要最低標準時間(目安)

1級 ★★★★
合格率約10%
2級合格レベルから500時間〜800時間以上

2級 ★★★
合格率約20〜40%
3級合格レベルから200時間以上

3級 ★★
合格率約30%〜50%
ゼロから初めて60時間以上

4級 ★
合格率約40%〜50%
ゼロから初めて20時間以上

※上記時間は、講義と自習の合計時間です。また、合否を争えるようになる必要最低時間の標準であって、確実に合格できる時間ではありません。さらに、個人差がありますし、学習環境によっても異なります。あくまでも目安ですのでご了承ください。

合格率は日本商工会議所簿記⇒受験者データ


いきなり上の級を目指すのはどうか?

可能です。いきなり1級の勉強を始め、合格した例もあります。
ただ、下記の理由からお勧めできません。

4級を飛ばして3級を目指す。
4級は簿記の入門です。しかし通常、3級の市販テキストや簿記講座は入門者を対象としており、 3級の市販テキストや簿記講座などに4級の学習内容がすべて含まれている場合がほとんどです。 また、4級テキストもあまり出回っておらず、ほとんどの専門学校には4級講座がありません。 このため、一般的には、4級を勉強していなくても3級の勉強に支障はありません。
ただ、独学で始められるのなら、 4級から確実にレベルアップするのも良いかもしれません。

3級を飛ばして2級を目指す。
3級は個人商店を前提にしており、1・2級が対象とする株式会社の会計とは、若干ですが異なる部分があります。 しかし、3級の内容は、資産・負債・資本・収益・費用・仕訳・転記・伝票・補助簿・試算表・伝票・決算など、 簿記の基本学習内容であり、3級の範囲を土台として2級の範囲があります。
3級の内容のほとんどが、2級範囲の理解のために必要な知識です。 2級のテキストには、3級に記載されている基本的な内容がありません。
例えば、2級で「荷為替」を取り組むという処理がありますが、 この時点で、「自己受為替手形(3級の内容です。)」 を知らない場合、まずそこの理解からしないとなりません。 あるいは自己受為替手形の前に、普通の「為替手形(3級の基本内容です。)」から再度確認しないといけない場合もあります。 このような状態では、2級の論点の勉強がスムーズにいきません。
このため3級を飛ばして2級を目指すのは厳しくなります。
3級「合格」は必須ではありませんが、最低でも一通り3級レベルの内容をご理解された後に、 2級の勉強を開始さることをお勧めいたします。

2級をとばして1級を目指す。
2級は株式会社を前提としており、2級の知識を骨組みとして、それに肉付けしたものが1級です。 2級の勉強を飛ばすメリットはほとんどないと思います。 2級の内容を理解されないまま1級に進まれると、1級の内容がほとんど理解できず、 むしろ遠回りで余計時間がかかってしまうと思われます。
1級の学習には、3級2級で培った確固たる土台が必要です。 2級の「合格」の必要がない方も、最低でも2級のテキストを理解された後に1級の勉強を開始されたほうが、効率良く勉強が進むと思われます。